ライターは舐められる

藤原です。

独立1年目の頃です。

僕は悩んでいました。

「単価をどうやったら
 上げることができるのか?」

そのためにスキルを磨く努力もしたし、
ズームで直接話す機会を作って
無料でヒアリングしてみたり、
新しい提案をしたりしました。

でもすぐには結果は出ませんでした。

ただ、2年目に差し掛かる時に
良いクライアントさんと
出会うことができて今があります。

んで、
今悩んでいた時のことを振り返ると
なかなか解決することが
難しい問題点がありました。

あなたは単価を上げる時に
一番の問題が何かわかりますか?

ちょっとだけ考えてみてください。

・・・
・・

さて、どうでしょう?

スキル不足、経験不足など
いろんな要因があると思うのですが、

一番の問題はお客さんが
ライターのことを舐めている
という状態です。

つまり、

ライターさんの価値の高さに気づいていない、

ということ。

例えば、アニメオタクの人からすると、
自分が好きなアニメキャラクターのグッズなどには
惜しみなくお金を払うと思います。

でも、そんな人でも
ご飯に興味がない場合、
ご飯にはお金をかけませんよね。

僕は若い頃から服が好きでした。

シャツに3〜5万円、
アウターは10万円以上が
当たり前だったので、
躊躇なくお金を払っていました。

でも、その頃は
友達と遊ぶことに興味がなかったので、
そこにはお金を使いませんでした。

キャバクラが好きな人たちにも
そんな人がいるでしょうし、

ホストが好きな人たちにも
そんな人がいるでしょう。

きっとあなたも
これらに似たような経験が
あるんじゃないでしょうか?

このように人間は
自分が価値あるものにしか
お金を払いたくありません。

ライターという仕事は地味です。

ライターの価値を知らない人は、

・ただ文章書くだけでしょ?

・テンプレに当てはめるだけでしょ?

・これだけの量を書くのに
 なんで10万円もするの?

などのような価値観を
持っていたりします。

僕たちが3000文字の文章を書くのに、
何時間もリサーチして、構成を考えて、
読者にフィットする言葉をチョイスして、
ライティング、編集というプロセスを
踏んでいる事実を知らないのです。

そんな人からたくさんの報酬を
いただくことはほぼ不可能。

もちろん、
僕たちの仕事の詳細を共有したり、
実際に仕事っぷりを見せることができれば、
見方が変わるかもしれません。

でも、たくさんの報酬をもらうまでには
時間がかかる可能性大です。

僕が単価を上げることができなかったのは、
そんな人たちを説得しようとしていたことが
一番の原因でした。

それよりもすでにライターの価値が
わかっている方に提案をするほうが
はるかに早く単価アップが実現します。

僕はその原因に気づいてから、

アプローチする人は
ライターの価値をわかっている人「だけ」
にしています。

実はこれだけで収入が
2倍、3倍、10倍になります。

あなたが今取引している
クライアントさんは
ライターに価値を感じている人ですか?

もしそうでなくて、
もっと素早く収入アップさせたいのなら、
クライアントさんを変えてみる
ということをしてみてください。

とはいえ、
自分がどういう振る舞いをしているかも
改善すべきポイントがあるかもしれないので、
そこも見直してみてくださいね。

でも、大体はお客さんを変えるだけで
結果はあっさり変わります。

ぜひぜひ試してみてください。

(株)FJC代表
藤原由基

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